アニメ視聴レビュー① ~ようこそ実力至上主義の教室へ~
こんにちは。管理人です。最近はアニメをアマプラで見ています。とてもおすすめですので是非加入をお勧めします。
さて、今回はそのアニメの視聴レビューなるものをしてみたいと思います。今回は「ようこそ実力至上主義の教室へ」です。こちらもアマプラで見れますのでよければ確認してみて下さい。
以下ネタバレ注意。
簡単な感想
まあ面白かったが、わからないことが多すぎて少しもやもやした。ただ、最終回の種明かしは個人的にもアッと驚かされるばかりであった。二期があれば見たい。
詳細な感想
そもそもこのアニメの大筋としては、とんでもない実績の学校に進学した主人公の綾小路きみまろ綾小路清隆がガッコのシステムの実情を目の当たりにしながらも、堀北鈴音とかいうぼっち高飛車若干ゃポンコツクソ女クール美少女とか、櫛田桔梗とかいうおっぱいヒョウヘンナかわいい美少女とかクラスの面々、果ては様々な人々をだましにだまして無双するけど表には出ないダークヒーローポジションとして暗躍するアニメです。
(まあそもそもの原作小説がジャンルとしてサイコスリラーと位置付けられている以上、主人公のやってることがダークサイドギリギリのことばかりなんですけどね、人間の狂気の押し付けほど怖いものはないです)
話のテンポもそれなりによく、キャラクターがやってることに対しての整合性も(ところどころ「いやそれお前がせんのかい!w」みたいな描写があったものの)そこそことれていたため、個人的にはもっと続きが見たい作品に感じました。早く二期を作ってほしいです。
ただ、気になる点としては、
- 最初の鈴音がクソ腹立つ(個人の感想)
- あんなにも気の弱い人間がネットをしてはいけない(個人の感想)
- 先生が何も説明するわけでもないくせに偉そう(
サトリナじゃなかったら即ギリしてた) - キャラに対する掘り下げ方が浅すぎるため、キャラの使い捨てが目立つように感じた。特にほぼワンポイント起用のやつの扱いがひどい
- 風呂敷広げすぎ
- 勝手に団結したり分裂したりと、精神に異常をきたしている人間が大量にいるこの学校は入学試験とか一体どうしてるんだろうと思った
茶柱先生の何も説明しなさすぎる感はさすがに異常で、見ててちょっとイラっとしました。まあアニメにいちいち腹立ててたら人生なんてやってられないですが。
後、最近のアニメにありがちな問題なのかキャラ一人一人があまり立っていないように感じました。一期だけで深く掘り下げるのはさすがに無理はあるものの、清隆のいた環境について、桔梗の裏の顔の理由、軽井沢恵がなぜああもすぐ平田洋介と付き合っているのか、個人的にはわからないことだらけでした。
もうこの域になってくると「原作読めよ」となるのでしょうが、アニメがある程度引きこもうともしない体験版なりそこないのような体をなしているのに原作も観ようとは正直あまりならないです。ごめんなさい。
いちばんもやもやしたのはキャラの使い捨てを徹底し、逆に今後の発展性をつぶしてしまっているところでした。
野球で言えば一球一球にワンポイントリリーフ使ってくるような感覚ですね。普通困惑しますよね?
坂柳に至っては登場するだけ無駄だったように感じます。最終話だけに登場するような起用であれば納得してましたが、完全に出しどころを見誤っているように感じました。
総括
いろいろと残念・もったいない点が多かったですが、最初に述べたように最終回まで見れば清隆のすごさと異常性の片麟に触れることができます。(最終回は自分の犯行行動の一部始終を詳細に淡々と告げてくれます、見てて楽しかったです)
本当に二期の到来が待ち遠しいと思います。ここまで話の風呂敷を広げまくったんですから、ある程度伏線回収していくような物語構成にしてくれないと個人的には二期の意味がないので、製作委員会の皆様方には是非とも奮って二期製作に取り組んでほしいと思っています。
というか二期作ってください、それなりに待ってます。
それでは今回はこの辺で。また後で最近見たアニメのレビューでも書こうと思います。
追記
就活死にそうです。
iPodnano(第七世代)が認識しなかった話
今回の話の要点
- 何かしらの競合のせいでフォーマット後のiPodnanoが認識しなかった(原因は今も不明)
- 今回はappleのサイトから直接インストーラダウンロードしてインストールすることで解決(Windows)
- もし認識しなくなった場合は小手先のドライバ・ソフトウェア導入で対応せずにさっさと再インストールすべき
こんにちは。 管理人です。 最近、リコール品のiPodnanoを手に入れたので早速二回洗濯した(?)私の戦友iPodnanoとスイッチしようと思ったんですが。
フォーマットした後なのに死ぬほど認識しませんでした。
フォーマットした後の奴なのに、ですよ?ふざけてますよね。
試したこと
ネットに上がってる情報は全部試しました。こんなのとか こんなのとかね あとこいつも
でも全然治らなくてマジでキレてました。
公式自体くssssssssっそ不親切なトラブルシューティングしか用意してないし、他のサイトとかも小手先のドライバ再インストールとかしか提示してないので、いったんこういう問題にぶち当たりでもしたら堂々巡り間違いなしですよほんと。
できるだけの対策し終えてイライラしまくったんですが、最終的に 「これ、もしかしてだけど入れなおしたほうがいいんじゃ...」 って思い、
iTunesをインストーラから入れなおしました。
結果何とか認識されるようになり、今安心して曲入れまくってます。
原因と愚痴
原因は今も不明のままです。多分iTunes特有のバグか、アプリの何かが鑑賞した結果なのかもしれませんが、実際どのようなエラーなのかはわからずしまいです。
iTunesのエラーコードとかも出さずにポップアップのみで済ませてくるスタイルにはほんと怒り心頭です。
(ドライバのエラーコードとかも大して当てにならない(出ても多分コード21とかで対処のしようがない)ので、エラーコードググってもほぼ意味ないです)
(すごい個人的な意見なんですが、iPodは小型化するより大容量目指せばよかったのになあ、、って思ってます。16GBってちょっと音楽聴くようになったら秒で埋まっちゃうじゃないですか、不便極まりないですよね お金が溜まり次第256GBのtouchとか買おうかな...(iPadもノーパソも買いたい))
結論
智絵里はかわいい
はじめに
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この記事は冬も元気にアイマスですよアイマス Advent Calender 20日目の記事です。
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
しるこスライダーmaximum管理人です。
なんかよく某歌い手様と勘違いをされるのですが(うちの元部長がそうなのであの子は後で毒ガス室行きです)某歌い手様と違い歌も歌えないし弾き語りもできないしがないただの学生です。
普段は絵を描いたりサイケデリックについて考えたりキュアピースサイケデリックショック(!?)を授業で作ったりゲーム開発を最近始めたり汚物のような小説を書いています。
さて、しょうもない自己紹介はここまでにします。
長い長い自分語り
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私はアイドルマスターについて、無印アイマス(765)の頃から一応名前は知っていたのですが、クソガキじみた偏見の目で
「アイドルマスター?どうせすっげえオタクのコンテンツなんでしょ?」
みたいなことをほざいて近寄りすらしていませんでした。(この時既に私は何の間違いかKissxSisとかを見ていたので正直イカれていたのはこちらのほうかもしれません)
しかし、トミーくんと同じ学校に在籍すると同時にデレステ(アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ)がサービスを開始し、それにさっそくのめりこみ、iPadAirをしばき倒しながら担当のアイドルについて熱く語る友人の姿を見ると
「なるほど、デジタルでもしっかりとアイドルなのか、こんなスタイルのアイドルもあってもおかしくないな」
と少しだけ見方が変わるようになりました。
そして、在学三年の時、私に転機が訪れます。
そのiPadAirしばき倒しおじさんにネタのつもりでデレアニの切子職人回(!?)の一コマを送り、それで話に花を咲かせていると、どうにも気になって仕方のないツインテールの少女がいました。
このころになると、デレマスの主要人物であれば何となく頭に入っていた頃ではありましたが、それも学校でのコミュニケーションの材料とするためでしかありませんでしたので、いわゆる「俄か」知識しか持ち合わせておりませんでした。
ですのでそのツインテールの少女などなおのことわかりません。見たこともありませんでした。正直、最初は「この少女はこの話限定のモブなのか」としか思っていませんでした。
ただ、今までに見たデレマスのアイドルの中で初めて自分が「かわいい」と認識できるキャラでもあったのです。
もしかしたらこの子は一人の「アイドル」なのかもしれない。
彼女を見ているとどうにもそんな気持ちにしかなりませんでした。
と、余りにも気になってとうとうそのiPadおじさんに
「この子誰や」
とそのツインテールの少女の名前を聞きました。
これが私の唯一の推しアイドル、緒方智絵里との初めての出会いです。
タイプ | キュート |
---|---|
年齢 | 16歳 |
学年 | 高校2年生 |
身長 | 153cm |
体重 | 42kg→特訓後:41kg |
BMI | 17.94→17.51 |
B-W-H | 79-57(特訓後→55)-80 |
誕生日 | 6月11日 |
星座 | 双子座 |
血液型 | A型 |
利き手 | 右 |
出身地 | 三重県 |
趣味 | 四葉のクローバー集め |
CV | 大空直美 |
そこからモバマスを始め、さらにレンタルショップでデレマスのCDを買って智絵里の歌声を聞き、様々なコミュを見ていくと、そのたびに智絵里の良さ・かわいさにずぶずぶとはまっていき、気づけば智絵里単推し勢になっていました。
智絵里は今では私のモバマス・(智絵里推しとなるまでは単なる音ゲーとしか認識していなかった)デレステのモチベの一つとなっており、また私の人生を生き抜く上での一つの支えともなっています。(なんだか重いですね)
智絵里のかわいいところ
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正直いろいろあって迷うんですが、二つ挙げるとすると、やはり
「控えめながら喜びを表現するときがかわいい」
「cvである大空直美さんの声との親和性」
というところですね。
一つ目の点に関しては様々なコミュを見てもらえるとすぐにわかると思われるのでここでは割愛いたしますが、一生懸命によろこびを体全体で表している姿を見ると、天使を見ているのか、という錯覚に襲われることでしょう。(これ以上の説明は難しいのでぜひモバマス・デレステのコミュをご一見ください。)
二つ目の点ですが、大空直美さんの声と智絵里のキャラクター性は異常な親和性を誇っています。(なんでだろうこれしか言えない(語彙力が消える))
とにかくベストマッチしまくってるってことです。はい。(苦しまぎれ)
気になった方はBEYOND THE STARLIGHTをぜひ聞いてみてください。
智絵里のコミュとかに触れていると、自然に泣きそうになります。(私は泣きました(泣きそうになるせいでこの曲まだフルコンできてない))
最後に
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さて、非常に駆け足でしたがここまで智絵里について語ってきました。
今現在読者の皆様は智絵里についてどのような感情を抱いていますでしょうか。
「かわいい」とか「素敵」とか思っていただけているのであれば望外の喜びでありますし、「担当になってみようかなあ」と思ってくださったのなら泣いて喜びます。
もし智絵里が気になったのであればぜひモバマスを始めてみてください。
ゲーム性はそこまでむつかしくありませんし、慣れればとても楽しいゲームだと思います。(現実をひた隠しにするスタイルやめろ)
私が語り切れなかった智絵里の良さがそこにはあります。
ぜひ、よろしくお願いします。
最後に二つ、キーワードを差し上げます。
「ぱじゃり」「智絵里チョップ」
これの良さに気づけたらあなたは立派な智絵里推しです。
ここまでのお相手はゆゆゆうたでした。
明日はa54様による「何かしら書きたい」でございます。
どのような内容で投稿されるのか今から楽しみで仕方ありません。
アフターストーリー
書きました。
発表できなかったんでここに置きます。
「ハイカットー!!!これでクランクアップです!!皆さんお疲れ様でした――!!」
騒がしいを地で行くカメラマンの一声が、僕にこの「茶番」を締めくくらせるための許可を出した。
途端にざわざわとあたりがうれしいような、寂しいような、清々するようなざわめきに包まれていく。僕は内心「もっと、もっとだ」と周りの有象無象に檄を飛ばしていた。
「お疲れさまぁん。最後もいつもと同じくらいにバッチシ決まってたわょん…アテシ興奮しすぎてちょっと三途見えちゃってこまっちゃったの、ね、ね、どこかで休みましょうよん…ね?」
筋肉ハゲゴリラ達磨の監督と共に休むなんて最悪すぎる。こちらが自殺させてくれと頼ませてほしいくらいだ。ずかずか進む。
「あっ、ちょ、ちょっと待ってよ~~ん!何もシカトしなくてもいいじゃないのよん~、
あっ、クランクアップの打ち上げ、今からすぐにみんなで行くからね!!ってか絶対連行するから!!」
ああくだらない、こういう打ち上げはどんな時だってどうせ無駄に年を重ねたロートルへのごま擂り大会になるのが相場なんだ。そんなところまで自分を落としてまで茶番をやりたいわけじゃない。まあ行くけど。
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今回の題材は「夢の混濁」という作品らしい。突如わけのわからない世界に叩き込まれた主人公が次々と襲い来る理不尽に立ち向かうSFまがいの作品らしい。僕が演じたのはその主人公だ。特にセリフがあるわけじゃないので、一挙一動がアドリブで表現しないといけなかったため、大変演じるのに難儀な思いをした覚えがある。正直こんな役もう二度とやりたくないと思うほどだ。
「お~~うお疲れさん」そう僕に声をかけたのはロートルの内の一人だ。
酒飲み、パチンカス、ヤニカス、ドラッグ。そんな印象を受けた。
「今回もさぁ、なかなか良かったよ。ぼくの20年前と同じくらい!」
黙れと言いたい。
「お疲れ様でした…私…あなたの演技を見てると…」
元OLのお姉さんぽい人がその酒パヤドのカスに対して気の迷いを見せる。
酒とドラッグと愛しさと切なさとこころ強さとドラッグでバカどもが盛り上がることにより生まれた喧騒で僕は包まれる。その中で少し思考に耽る。
どうして皆不思議に思わないんだろうか。ンゴロンゴロ保全区域?グーチョコランタン?
バカバカしい。妄言もいい所だ。気持ち悪すぎる。
オマケにパラサイトサリンジャーΣ63?なんだお前。
デウス・エクス・マキナ的登場をしたと思ったらモヤモヤさせて終わるなんてそれデウス・エクス・マキナの役目あるんか?その完結の仕方、実に空虚じゃありゃせんか?こんなものを考えるやつは絶対に頭がおかしいね。あーーーバカバカしい。
挙句の果てにYosemite?MacOSのバージョン名なんか分かるわけないだろう。
信じられないのがこの作品は僕らの世界で超弩級のヒットを誇っているらしい。
「すごい」「最高」「マジで1度は読め」「これを読まないやつは人生モグリ」
なんてことが掲示板に絶えず書き込まれる。
役者はこの作品を崇拝するまである。
登場人物99割バケモノなのにどうしてそれを崇拝できるんだ。お前らの脳は全部コタンジェントか?その脳みそで裸盛りでもしてやろうか。ん?何故だろう。とても眠い。訳が分からない。意識がマリアナ海溝?チャレンジャー海溝?に沈んでいくようだ。いやまてこの世界に海なんてあったか?海溝なんて出来るだけの海があったか?なんでだろう。そうだ、思い出した。この夢の混濁、誰が作者かわからないのに突如出てきたと思ったらベストセラーになるなんておかしいじゃないか?古文というわけじゃないくらいには文体は新しいのに?何よりこの時代で誰が作者かわからない?
誰が作者かわからないのに?
誰が作者かわからないのに?
誰が作者かわからないのに????
お、おい誰が作者ミーーーーー
あーあ、せっかく私の理想郷にご招待してあげようと思ったのに。
脳みそがンャンボヌァラモンになってしまった結果、ポロニウム塗れになったんだね。ざーんねん。もう少し頑張ってたらアメンボカツ丼へとミーム汚染を遂げていたのに。
君のためにあいうえお作文を作ってあげようか。せめてもの弔いだよ。
あたまがおかしい
いまめのまえにいるおまえのことやぞ
うさぎをまるかじりしろ
えマニエル夫人をボコボコにしろ
おるすばんサービスに接続できるぞ
うん、よくできた!
次の世界では頑張ってね!
ん?私の名前?そんなの聞かなくてもいいでしょ?
ねぇ。パラサイトサリンジャーΣ63だなんて。
ゲームが完成した(一通り動くものができた)ので公開します
皆さんこんにちは。しるこスライダーmaximumの管理人です。
今回#一ヶ月Unityチャレンジというハッシュタグで開発日記をつけていました。
昨日はその区切りの日でしたので、完成品へのリンクを添付したいと思います。
1 Minutes Tag!!! ver1.01 ~for Windows - Google ドライブ
このリンクよりダウンロードをお願いします。
あともしよろしければレビューもお願いします。
初めてのゲーム作成でしたのであほな作品を目指しました。
軽い気持ちでプレイしていただけると望外の喜びであります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
くどいようですがもう一度リンクを添付させていただきます。
1 Minutes Tag!!! ver1.01 ~for Windows - Google ドライブ
追記(2018/12/01 0:38)
実際にリンクよりダウンロードが完了できることを再確認しました。
またダウンロードしたファイルは解凍したのちすぐにゲームが起動できたことも確認しました。
安心してゲームをお楽しみください。
三十分で書いたクソ短編のせます
のんびりと、どこか分からないような気味の悪くも不思議と居心地の良い場所で微睡んでいた。するとはるか向こう側から微かな揺れが伝わってくる。揺れはどんどんずずん、どんどどん、どんどんずずん、どんどどんと激しくなり、最後には未曽有の大災害級の揺さぶりと化してしまった。これ以上は耐えられそうになかったので、たまらず別の意味で永久に手放しそうになっていた意識をなんとか手繰り寄せ、いとしい静寂に別れを告げる。
邂逅、進行、鈍行、蛇行、………ここはどこだろうか、まともに生活できる場所だろうか、生きられる場所だろうか、実は自分は既に死んでいるんじゃないのか、という様々な鎌首に怯えながら何とか目を擦り開けて情報収集をする。初めてアオスジアゲハを目にした子供のように寝ぼけながらもどうにか、ここは学校の教室である、といったある程度の確証は得られた。
というのも、周りを見渡してみると、あぁ、いるいる。いかにも古風で、規則、支配に対する服従の烙印にも等しい「制服」に体を締め付けられた、まだまだ成熟したとは言えない青色の果実があんなにも。「ぼく」は思わず顔を、ウデムシを初めて見た時と同じくらいに思いっきりしかめてやった。
御大層にも将来の展望を語り、テレビや雑誌に引っ張りだこのモデルより私の方が断然美しい、あの芸能人はクソだ、このモデルは性格が悪くて生理的に無理だ、最近自分の推していたアイドルが一家心中をした、などとばかばかしい言の葉を紡ぎ、コミュニケーションをしている「気になって」いる。
さも自分はコミュニケーション能力のある人間だ、流行りを押さえた「今」に生きる人間だと主張せんばかりに。
「このような馬鹿馬鹿しい会話に成長を残した状態で埋もれるなど、なんて愚かしいものだ」と内心でせせら笑っていると、
「なあゴリライモ知ってるか!コモドドラゴンを丸齧りするとウェットティッシュが即座に腐るんだぜ!」
なんとか地上へと帰ってきた「ぼく」に何を思ったのか、余りにも、余りにも支離滅裂な妄言をクラスで一際青いだろう~ありとあらゆる部分からむせそうなくらいに感じた~果実の一つが吐いてくる。「ぼく」のことをゴリライモというのもその妄言の一環なのだろうか。この奇怪な呼び名は恐ろしいことにクラスの一人ひとりで全く違うようだ。
「ハリュンパリスくん!」だの、
「唾液解析トンボじゃん」だの、もうそれについては話すのもはばかられるほどに飛び交っている。ここにいると自己が確立されずにキメラのようなものになってしまいそうな、どうしようもない、抗えるはずもない寒気に襲われて凍え死にそうだったので、「ぼく」は二度と動かないから死んだ、と脳すらも指令を出すのを諦めるくらいに恐怖に凍り付いてしまった全身を、それこそそこから砕け散りそうなくらいな勢いで無茶苦茶に動かして、今いるこの空間から飛び出した。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
無茶苦茶に叫びながらあそこから走って逃げた。走った。ペプシマンの十倍速く、ウサイン・ボルトの三千倍速く。
先ほどの支離滅裂な羅列を吐いてきたクソ餓鬼どもはまったくどうかしている。「馬鹿馬鹿しい」をテレビ番組で潤沢な予算から忠実に再現しようとしてるようなもんだ。
あんなものの近くにいたら人生の損失に過ぎない。そう思い、家路につき、自室のドアを念入りに難攻不落の壁へと仕立て上げてやった。
安住の地は今ここに確立されたのだ。
「私」はここですっかり安心してしまい、ベッドへと打ち上げに失敗したミサイルのように突き刺さり、そのまま意識を手放してしまった。
その後、何者かに夜な夜な自分の根幹システムをしつこく改ざんされ、朝起きた時には全く別の人間にすり替えられてしまうことを、この時の私は知る由もない。